夏キャンプB 報告

キッコーマンです。 報告が遅くなりました。

夏キャンプBの報告をさせてもらいます。

場所は美方高原自然の家「とちのき村」キャンプ場、目標は「大自然の中でみんなとダイナミックな活動を楽しむ」です。

4泊すべてテント泊で子どもたちには5日間ずっと自然の中で活動してもらいました!

1日目はオリエンテーリングとキャンプファイアーをしました。
オリエンテーリングでは子どもたちに美方高原のキャンプ場の広大な範囲全てを使って探検をしてもらいました。
樹齢500年を超える大とちのき木を始めとする壮大な森林や全国から集まるしゃくなげ、沢遊びや八反滝などの自然散策で子どもたち各々が自分の中で自然に対しての興味・面白さを見つける事が出来ました。
範囲全てのチェックポイントを探しながら全体を回れた班もあれば、滝の壮大さに興奮して靴のまま滝に飛び込みほとんどの時間を滝遊びに費やしていた班もあったりと様々でした。
夜のキャンファイアーではファイアーダンスとカウンセラーのゲームを中心に盛り上げていきました。
子どもたちはトーチと一本棒のダンスに魅了され、ゲームも大いに楽しんでくれて1日目を締めくくりました。

2日目はロッククライミングと竹クラフト、ナイトハイクをしました。
ロッククライミングではほとんどの子どもたちが初めての経験で断崖絶壁の岩場を登る事に関心もありつつちょっとした恐怖感も持っていましたが、活動中は自身で登るルートを見つけ頂上まで目指す事ができていました。
最後まで登りきれなかった子どももいましたが、あきらめずに最後まで頑張る様子や班でまとまって応援する場面が見えたりしました。
キャンプ場に戻ってくると達成感に溢れ嬉しそうに僕に報告してきてくれました。
夜のナイトハイクでは真っ暗闇の森の中でサウンドマップと森の怪物を行いました。
夜の自然活動は新鮮だったようで寝る直前まで「明日もやりたい」と言う声を多く聞くことが出来ました!

3日目は沢登りと天体観測を行いました。流れがキツかったり、滑る足場があったり、大きな岩場と生い茂る枝木をよけて滝まで目指しました。ロッククライミング同様難しい道のりを自分の力で越えていました。活動中にはヒダサンショウウオやとてと大きなカエルなど、珍しい生き物もいて終始夢中で活動する事ができました。
夜は施設の大きな望遠鏡を貸してもらい土星のリングを観たり、屋上で満天の星空を眺めることができました。標高の高い所で見る星空は普段見るものとは全然違っていて空一面に星が広がっていました。初めて流れ星や土星のリングを観て感動したり、屋上で寝転んで星の話をしながらゆったりとした時間を過ごせました。

4日目はツリーイングと野外炊事、子どもたちによるスタンツキャンプファイアーをしました。
今回のツリーイングは人数のロープがあり、全員で一緒に行う事が出来ました。自分の登りたいロープを選んで終わったら別のロープにすぐに移れるようになっていて、待ち時間無く約2時間ちょっとの時間をフルに満喫出来ました!
高い所にハンモックがあり、乗り移って寝ころんだり、木の枝に立ったり座ったりとたくさん遊べました。
野外炊事ではカレー作りを行いました。ここまで一緒に活動してきた班の仲間と一緒に協力して作る場面を見ることが出来ました。
夜のキャンファイアーは1日目と違って子どもたち中心でキャンファイアーを行いました。
簡単な振り付けではありましたが子どもたちによるファイアーダンス、火をつける仕掛け、途中に挟むゲーム等全ての事に子どもたちが参加して行うキャンファイアーとなりました。
特に班毎のスタンツでは4日間みんなで話し合った事、練習したことを披露してもらい、クイズ大会や面白昔話など各班とても面白い仕上がりになっていました。

5日目は午前中フリープログラムで自由に遊んでもらいました。
それまでの活動を通して自分達の中で遊びを見つけて活動してもらいました。遊び足りなかったことをしたり、もう一度オリエンテーリングの場所を回ってみたりしてキャンプ最後を締めくくりました。

5日間を通して子どもたちにはこれまでにない自然体験プログラムを盛り込んで活動してもらいました。

活動中は目をキラキラさせて夢中になっていたり、毎日「明日は何するの?」とワクワクしながら聞いてきてくれたり、「このキャンプがあればまた行く」と言ってきてくれる子ども達の姿が見れて、このキャンプをやってほんとに良かったと思いました!

毎晩キャンプ場に戻った時や帰りのバスですぐに熟睡している様子はそれだけ1日毎のプログラムを全力で楽しんでくれた証なのかな~と思いました!

また自然体験だけでなく5日間での班活動の中でバラバラだった班が徐々にまとまっていったりと子どもたちの中の関係性の変化も成長につながってくれると思います!

最後に個人的なことになりますが、5日間の長期キャンプを成り立たせる為の「支え」を痛感するものになり、C,PL,MLそれぞれの役割の重要性を再認識しました。

自分の至らない点が多々あり、迷惑を掛け続けたと思いますが、たくさんの人に助けてもらいました。

キャンプメンバーはもちろんの事、キャンプに参加はしてませんが準備段階で手伝ってくれたメンバー、人手不足の中急遽参加してくれて手伝ってくれたキッチンや先輩方、ずっと見守ってくれたディレクター方ホントにありがとうございました。

みんなのおかげで「最高」のキャンプになりました!

以上夏キャンプBの報告でした。