11月ひろば 報告

 今回のひろばでは、Pole Pole Kids☆で初めての『巨大アート』というプログラムを行いました。体育館の床一面が真っ白な紙で埋め尽くされ、その紙の上で、水彩絵の具やダンボール・ローラー・はけ等を使い、各班で描きたい『島』を自由に創りました。
まず初めに、公民館でのはじめの会が終わり、体育館へ移動して入って来た時の、子どもたちの表情が忘れられません。床一面が真っ白な紙で埋め尽くされた体育館に入った瞬間、喜びや感動が溢れかえるほどの嬉しそうな顔、「なんじゃこりゃあ!!!???」とびっくりした顔、「こんなの普通だよ」とクールに入って来たけれど、胸の中で高まるワクワクが抑えきれずニヤニヤする子ども。そんな子どもたちの様々な表情に出会い、私自身、「してやったぜ!」と思うのと同時に、「このひろばは最高なものになるんじゃないか!?」とワクワクしました。
 巨大アートが始まると、「僕らの班はどんな島を描こうかな?」と話し合いを始める班もあれば、「まず初めはそれぞれが自由に描きたいものを描こう!」と、さっそく描き出す班などがありました。手や足に絵の具をつけて、紙にペタペタ。体に絵の具をいっぱいつけて、紙の上でゴロゴロ。みんな体中絵の具まみれになりながら、本当に楽しそうに、真っ白な世界を、色鮮やかに彩っていました。
 このひろばの最後に、全員で集合写真を撮りました。私はカメラマンだったので、一緒に写ることはできませんでしたが、ステージから、みんなの満足そうな表情を一望できたあの時間は、私にとって、本当に幸せでした。

 このひろばは、ディレクターや学生、地域の方々等の、たくさんの協力があって創り上げることができました。仲間と一丸となって創り上げたこのひろばは、スタッフにとっても、そして、子ども達にとっても、一生忘れることのできない、最高のひろばになったと思います。

 つたない文章ではありましたが、以上で『11月遊遊ひろば』の報告を終わります。

 最後に、このひろばに関わってくれた全ての方々に感謝し、厚くお礼申しあげます。

本当にありがとうございました。

Pole Pole Kids☆14期生 バルス