遊遊冬キャンプ

遊遊冬キャンプ

今回の冬キャンプの目標
『仲間の大事さに気づき、思いやりのある行動をとれるようになる』
メインプログラムはかまくら作りでした

1日目
昼間はまるでまとまりがなく、各々がしたいことをやっていて思いやりの姿はあまり見えませんでした
けれどもその日の夜に私はお互いを思いやることを子ども達から感じていました 
かまくらの設計図作りで子どもたちだけで話し合う姿が見られて
私達カウンセラーの力を借りず、設計図だけでなく作成の役割分担まで自分達で決めていたのです
2日目 
メインプログラムのかまくら作りでは前日に役割分担した通り活動を始めました
いざ計画に沿って実行してみると、手持ちぶさたになってしまう子や他のことに興味が移ってしまい役割がおろそかになってしまう子が見えはじめ、なかなか思うようには進みません
そこで、もう一度集まって『どうしたらみんなに役割ができるか』『どうしたら早くかまくらが作れるか』を話し合いました
かまくらの入り口の掘り方を変えることでみんな一致しました
そう決まってからの子どもたちのかまくら作りに対する動きには目に見える変化がありました
日没前に13人もの大人数が入れるかまくらが完成し、その中で晩ごはんを食べました
私はみんなで協力して作ったかまくらに入っている時の子どもたちのきらきらした目と自信に満ちた表情がとても印象に残っています
雪を運んだり、掘っている子に優しい声かけができたりと、かまくら作りでも多くの思いやりの場面が見られましたが、時間がたつにつれ、進んで食事の配膳や片付けをしたり、雪用スパッツを着ける手伝いをしてあげる姿が多く見られるようになり、3日目の子どもたちの姿は1日目とは全く別人のように見えました

私は今回初めての経験ばかりでしたが、始まる前から不安でいっぱいでした
終わった今振り返ってみると、どんどん成長していく子どもたちを間近に見ることができ
先輩が言っていた『冬ならではのあたたかさ』を感じることができました
私はこのかけがえのない時間を共有できたことを幸せに思います
ポレポレキッズ☆カウンセラー 冬キャン実委長 きょしょー

今回の冬キャンプはメインプログラムとしてかまくら作りを行いました。
キャンプを通して生活面や、活動面でもジェントルマン!やキャン達(キャンプの達人)というキーワードをもとに活動しました。今回は普段呼ばれている名前ではなく、ニックネームを個々で決めました。
初日の朝は点でバラバラだったみんなが夜のかまくらの設計図を作成する際に、カウンセラーを押しのけて子どもたちだけで話し合いしっかりと役割分担をして次の日のかまくら作りをするんだという意気込みがとても感じ取れました。
2日目は前日決めた役割のもとに活動をしていましたが、手持無沙汰になってしまい、遊んだり、何をしたらいいか分からずにぼーっとしている姿がありました。
今一度、みんなを集めてどうしたら役割が増えるか、かまくらを早く作れるか話し合い、三方向から穴を掘ることに決まりました。そうなると、みんなの動きが変わり、リーダーシップをとる上級生、それに応えようと頑張る下級生がどんどん増えてきました。最終的には、あたりが薄暗くなってきている中、全員で協力して声を掛け合いながらカウンセラーも含めた13人が入れるかまくらを作り上げることができました。
振り返ってみると、三方向の穴がすべて貫通した時、みんなが「なになに!?」と見に来て「すごいね!」と言ったり、ニックネームを決めたのも大きく、全員が名前で呼び合っていたことが、このキャンプのとてもいいところであったと思います。
この三日間で子どもの成長を多く見ました。なにも言わずとも配膳や片付けをしてくれたり、雪用のスパッツを取り付ける手伝いをしたりと生活面でも仲間を思ったジェントルな行動が出来ていました。
冬ならではの暖かな雰囲気になった最高のキャンプになりました。
ポレポレキッズ☆カウンセラー イエス