6月研修会① 報告

6月研修会①(リスクマネジメント)報告  講師さん:たかさん(とちのき村)

 

(報告)

6月9日(金)に鳥取県民体育館研修室④で6月研修会①(リスクマネジメント)を行いました。とちのき村のたかさんを講師さんとしてお招きし、まず初めにとちのき村で取り組まれている年間の活動内容(リーダー養成講座、森のようちえん、親子キャンプなど)についての説明があり、今年の大きな行事として美方フェスティバルや星空フェスティバルにぜひこどもたちはもちろん、保護者さんも多く参加して自然の魅力や楽しさに触れてほしいといったことでした。

研修会の今回の中心となる水プロのリスクマネジメントについての研修では、まず水を使ったプログラムを行う際は3か月前に下見を行ったり、実際にその場所が使えるのか、またあらかじめどのようなリスクが潜んでいるのか全体で共有する必要があることを学びました。また特に山と川のキャンプをすることは安全管理のための道具と考え方が全く違うことも学びました。

ひろばについてもそうですがこどもたちが安全に楽しく遊んでもらうためにこどもの欲求や満足度を確認しながらルールを決めて伝える必要がある、このことが自分たちカウンセラーの役目であるといえる。

また講演会の最後のまとめとしてねらいの設定からキャンプをつくることの重要性について学んでほしい。ねらいとはこのキャンプで何をさせたいのか、どんな気持ちになって帰ってきてほしいか、どうやったらねらいとプログラムが効果的に達成するのかなどがあり、一番にスタッフさんの思い、人の思いを大切にしてほしいといったことである。

後半には班になって実際に「写真の中でどういうリスクが考えられるのか、またリスクを起こさせないためにカウンセラーはどのような行動をとることができるのか」といったお題の元、グループワークを行いました。それぞれの班が実際にリスクなどを考えるいい機会を設けることができたと思います。

これからのポレの活動においてキャンプやひろばを行っていく際に必ずリスク管理については活動をする上では考えていくことは重要になってくるとは思います。今回のタカさんの講演でもあったようにこどもたちが安全かつ楽しく遊んでもらうためにはねらいを設定することはもちろん、計画する側だったりお世話になる方への思いを受け止めて、活動していかなければならないことを今回の研修会で強く感じました。