こんにちは!K-PI-です!
10月ひろばの報告をさせていただきます。
10月ひろばでは目標を「食べることを改めて感じる。」とし、子どもたちと生きた鶏をしめて、売られているのと同じお肉の状態までさばいて、おいしく食べました。
普段スーパーなどで肉を買ったりしますが、その肉が生きていた鶏や牛でその命をいただいていると頭では分かっていても、実際その命を実感したり、どのようなことが行われて肉になっているのかを知ることから離れて生活していると思います。
そこで、ひろばを通して、子どもたちに自分たちが食べ物を食べるまでにどうゆう過程があるのか、いただきますやごちそうさまの意味、食べることとはどうゆうことか、実際に自分たちの手で鶏の命をいただいて肉にして食べることで1人1人感じた思いを大切にしてほしいひろばでした。
活動中、まずはじめの鶏をしめるところでは怖いやどうなるの?など子どもたちから声があがり、目を背ける子もぽつぽついましたが、全体的にみんな鶏の命をもらう瞬間をしっかり見つめていました。
次の講師の幸田さんがお手本として鶏をさばく場面では、子どもたちみんなが輪になって食い入るように見つめ、更に保護者さんやカウンセラーも輪になって鶏の体の不思議やお肉になっていく行程を見つめていました。調理でも最後まで肉を細かく細かく切り分ける姿も見られました
鶏をしめて肉にし食べて自分の体に入り自分をつくっていく、1つの命が自分たちの命になっていく過程を見つめ・感じているとてもいい空間でした。
保護者さんもひろばに参加を呼び掛けたひろばでしたが、保護者さんから「この体験ができて親として自分たちにとってもとても貴重な体験です。」というお声が聞け、またカウンセラーも食べることについて改めて深く考えることができた貴重な体験でした。
子どもたちをはじめ、ひろばに参加した・関わった全ての人が感じた思いを大事にしてほしいと思います。
最後に子どもたちに寄り添ってくれたカウンセラー、プログラムがスムーズにいくように尽くしてくれた表・裏のカウンセラー、子どもたち、保護者のみなさま、大変な中たくさんの力を貸して下さったディレクターのみなさま、そして講師の幸田さん。全ての方々のおかげで10月ひろばを終えることができました。
本当に本当にありがとうございました。