4月ひろば 報告

今回のひろばでは、「新しい立場で仲間と楽しむ」という目標のもと「ウォークラリー」を行いました。

今回のプログラムでは、青島の様々な所にチェックポイントを設置し、それぞれのチェックポイントで、班の仲間と一致団結して楽しめるゲームを数多く設けました。
そして、チェックポイントに置かれたゲームをクリアすると、マジックや折り紙、モールなどが景品としてもらえるという仕掛けを作りました。
今回のゲームは1人が目隠しをして、周りの人が声を掛け合って、目標の地点まで誘導する「人間カーリング」や班の全員で手をつなぎ、何本の木を囲めるかという「かこめかこめ」など、班で協力してクリアしていくゲームを多くしました。

子どもたちは、それぞれのゲームを自分たちだけでクリアしようと、皆で試行錯誤し、失敗を繰り返しながらも、最後は全員が笑顔でクリアしていました。
また、ウォークラリーをしていく中で、様々なシーンに出会うことができました。
まず、はじめの会が終わり、どこからまわっていくかを相談するときに、地図を皆で囲み、指であっちだ、こっちだ、と話し合っている姿がとてもキラキラしていて、これから始まるウォークラリーを楽しみにしていることが見てとれました。
お昼になると、たくさんの班が原っぱに敷物を広げてお弁当を食べていました。そっと近づいてみると、既に、初めて会った友達とも話が盛り上がって、ご飯よりもおしゃべりに夢中な子もいました。
どの班も、ものすごく気持ちのいい雰囲気になっていて、子どもたちのコミュニケーション能力高さに驚かされました。
また、ウォークラリーというプログラム以外で遊ぶ姿も見ることができました。大きな木に登ったり、虫を追いかけたり、はたまた、チェックポイントのゲームの道具を使って違うゲームをやってみたりしていました。
子どもたち自身が面白い遊びを見つけ、それを班の皆で楽しんでいて、子どもたちは、遊びを見つける天才だということを改めて感じさせられました。
そして、最後の楽しかったことを発表する場では、全ての班が笑顔全開で発表していました。それを見て、このひろばをやって本当に良かったと思えました。
今回のひろばで子どもたちが、仲間と遊ぶ楽しさを実感してくれたなら、これに勝る喜びはありません。

最後に、協力していただいた鳥取グリーン様、ディレクターの方々、ひろばを盛り上げるために奔走して下さったカウンセラーの皆様にお礼申し上げます。以上で報告とします。

4月遊遊ひろば実行委員長