第一講座を終えてハーモニィカレッジカウンセラー:ペーターに感想を聞いてみました。
「子どもの時間上映会」を終えて
秋のコソダテゼミナール第1弾ということで、「子どもの時間」という映画の上映を行った。この映画は、“見守る保育”を実践されているいなほ保育園のドキュメンタリー映画であるが、ありのままの子どもの姿に自然と笑いがこぼれてしまう。また、映画を通して、子どもは子どもなりに感じて、考え、行動しているのだなと改めて気づかされるのである。
映画を見た後は、参加者同士で思いを共有しあうシェア会を企画した。映画のタイトルでもある「子どもの時間」と関連して、理想の子どもの時間や、今の子ども達が過ごしている子どもの時間について考え、理想の子どもの時間を守っていくためにそれぞれができることを考え発表した。テーマごとにグループ内で話し合うのだが、どのテーマも盛り上がり、制限時間内だけでおさめるのはもったいないような気がした。子どもの遊び場についてや、誰にとっての理想であるのかなど、今後も深めていきたいと思えるテーマがたくさん出てきたのではないかと思う。
シェア会では、今回のねらいでもあった参加者同士の交流やつながるきっかけづくりの場になったのではないかと思う。普段は話すことのない人同士が、子どもという共通のテーマでそれぞれの思いを熱く語ることができるということは、とても素敵なことだと思う。
今回は、企画から実行までを行うという大きな経験をさせていただいたが、その分達成感も大きかったし、何よりも人と人とのつながりを広げるきっかけをつくることができて、とても嬉しく感じている。第2講座・第3講座では、このつながりが少しずつでも、ひろがっていくことを願っている。